レイブン・ブラック・ラック・ライフ ～廃宿の主になってワケアリ姫とシスターと過ごす宿屋ライフ～ [VJ01004990][制作: kelp] 5/5 (1)

作品の概要（DLsite.comより）

主人公・アルジはギルド”pisolino corvo（カラスの昼寝）”に所属する騎士。
このギルドは内容を問わず様々な万事（よろずごと）を請け負う
いわゆる「何でも屋」に近く志高い同業者たちからは節操のない「ゴミ捨て場のカラス」と揶揄され、忌み嫌われる存在である。
そうした理由から、ギルドには王国騎士を廃業になった者や、他ギルドを追放された者など、一癖も二癖もある輩が多い。

そんなギルドからの依頼で、アルジはヴァルロワ王国のとある廃宿の主人として派遣されることになる。
「何でも屋」故に本職が騎士であるとかは関係なく、そんな依頼があることも決して珍しくはなかった。

そしてギルドからの依頼があったということは、この案件は“ワケあり”であることはこれまでの経験から分かっていた。
“ワケあり”とは宿のことなのか、これからやってくる客なのか、はたまたそのどちらもなのか、それは自らの目で確かめるしかないのだが……。

派遣された宿屋へと到着したアルジは早速その”ワケ”に出くわす。
長期間放置されてきた宿は埃に塗れ、蜘蛛の巣が張っておりまさに廃墟のような状態だった。
誰もいないはずの廃宿――のはずなのに、人が住んでいる形跡があったのだ。
警戒を強めながら宿を探索をする中でアルジが出会ったのは、剣を携えた1人の少女だった――。

●マリーヌ・ラ・ヴァルロワ　（CV：花月さや）
ヴァルロワ王国の皇女。
ヴァルロワ王立学院にて剣士としての剣術を学んでおり成績優秀で主席。
いわゆる高飛車、高圧的な口調ではあるが、王国の皇女という環境と国を背負うという責任感、また世間擦れしていないためであり、性格的には実直且つ素直。
とある理由で城を抜け出し、アルジの宿屋で寝泊まりしていたところでアルジと出会い、廃宿の1人目の宿泊客となる。
当初は身分を隠すため、貴族の娘”ミレーヌ”と名乗る。

「こ、この変態異常性欲者っ！！ い、今すぐここから出ていきなさいっ！！」
●クリソベリル・アルマローリ　（CV：倉下撫子）
異国の聖教会に属する聖職者。
性格的にかなりの天然で惚け惚けしているが、プリーストとしての能力は高く教会内においても最上位……らしい。
ただ、その性格が災いしてミスが多く、教会内においての地位は高くない。
数々のミスの連続と、極めつけに道に迷い嵐に見舞われた夜にアルジの宿へと流れ着いたことで、廃宿の2人目の宿泊客となる。
いつも糸目でニコニコしており、聖職者という割にはあまりに軽い言動・行動が多く見受けられる。

「きゃーっ♪ 泊めて貰えるんですか～っ！？ 嬉しいっ♪ お礼に、お姉さんイ・ロ・イ・ロ・頑張っちゃうから♪」
●クンツァ　（CV：黒瀬アイル）
主人公・アルジの廃宿で受付をするエルフ耳のメイド。
アルジと同じく「pisolino corvo」に所属するギルド員でアルジとは別ルートで宿屋へと配属された。
無口、無表情で何を考えているのかよく分からない謎少女。
発言は概ね辛辣。

「廃宿の再興が目的……宿泊客は大歓迎……だから早く宿帳、書いて……」
●モルガン　（CV：海音ねう）
主人公・アルジが街で出会った黒髪で職業不詳の女。
無口で感情表現に乏しく、どこか陰のある印象。
お金のためならなんでもすることから、恐らく組織・ギルドに所属している同業者と思われる。

「……別に……お金貰えるなら、なんでもいい……」
エルメラ　（CV：梅宮ここ）
主人公・アルジの幼馴染。
万屋を営んでおり、依頼を受けてヴァルロワにやってきたアルジと再会する。
様々な情報を持っておりアルジに協力してくれる。
色々と世話を焼きたがる元気系。

「あ、なに？ 私のこと心配してくれたの？ でもでも私は超元気だから大丈夫！！ ありがとうね、アルジ♪」

●アレクサ　（CV：くどう彩織）
自称”魔女”の魔術師。
いつも酒場で酔いどれてはトラブルを引き起こしており、その解決依頼を受けた主人公・アルジと出会う。
以降は何かにつけて酒を奢ることを強要してくる邪悪な存在。

「ほ～？ おまえ、なかなか見どころがあるやつだのぉ。 つまり、おまえわたしと一緒に飲みたいんだろ～？ ん？ そうだろ～？」
●アルジェント・サルトレッティ
本作の主人公。
ギルド「pisolino corvo」に所属する騎士。
名前のアルジェントを略して周囲からは”アルジ”と呼ばれる。
ギルドからの依頼で廃宿の立て直しを任され、騎士ではあるが宿屋の主になる。
剣技に長け、ギルド員としての経験も積んできた実力者だが、何かと面倒ごとに巻き込まれやすいタイプ。

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